英語の勉強はしているけれど、実際の会話は苦手という人はけっこう多いのではないでしょうか。「英会話ができるようになる気がしない」という悩みは、昔筆者も抱えていました。
しかしそれを乗り越えて英会話の苦手意識を克服した先に、英語ペラペラへの道が待っています!この記事では筆者自身の経験も踏まえ、以下のことについてまとめていきます。
✅英会話が苦手だと感じる理由
✅苦手意識の克服方法
それでは早速見ていきましょう。
英会話に苦手意識を持っているのは自分だけじゃない!
英語に対して苦手意識があるかを尋ねたところ、「苦手意識がある(「とてもある」・「ややある」を合算)」という回答は、未成年:62.4%、成人:67.0%となり、未成年・成人ともに6割超が英語に対して・苦手意識を持っていることが判明
「英語に関する意識調査」を未成年・成人計10,000名に調査 | GMOインターネットグループ株式会社
GMOインターネットグループ株式会社による2017年のまとめでは、6割以上の人が英語に対して苦手意識を持っているそうです。英会話が苦手だと思っているみなさんも心配する必要はありません。こんなにもたくさんの仲間が英語を苦手だと思っています。
英語を苦手だと思う理由としては、やはり日本にいて英語を使う機会がないこと、学校の勉強の過程で苦手意識を持ったという人が多いようです。
英会話が苦手だと感じる理由
なぜ英会話を苦手だと感じるのでしょうか。
対策方法を考えるには、まずは苦手だと思う理由を考えてみることが大切です。自分はなぜ英会話が苦手なのか、ここで一度立ち止まって考えてみましょう。
理由1.うまく発言ができないことへの不安
英語で話をしている途中で、「なんて答えたらいいんだろう」「うまく答えられなくて相手を待たせてしまうかもしれない」「わからないからとりあえずyesと言っておこう」などと考えてしまうことがあるかもしれません。英会話が苦手、怖いと感じる大きな理由は、うまく英語で発言ができないからです。はっきり言ってしまえば、スピーキング力が不足しているということですね。
相手の話を聞かずに、自分が次に話すことを考え続けてしまうという人も多いと思います。その状態では英会話を楽しむことなどできませんよね。
言いたいことがあるのに言えない!ということは、英会話を苦手だと感じる大きな要因です。
理由2.質問が聞き取れない
スピーキングのみならずリスニング力が不足していることでも、英会話を苦手だと感じます。相手の発言が理解できないと、会話なんてできるわけがありませんよね。
特にネイティブスピーカーの英語はとても早く、スラングや難しい単語などを使うこともあります。
なにもわからない!思考停止!という状態になってしまったことがある人も多いのではないでしょうか?適当に相槌を打ったり、笑顔でごまかしたりしてしまい、英会話を苦痛に感じる人も多いでしょう。
理由3.漠然と怖いと思ってしまう
「言葉が通じない」というのはやはり不安になり、怖いと感じるものです。また聞き取れないことを早口でバーッと話されることにも、恐怖心を覚える人も多いと思います。
英会話レッスンなどでも緊張してしまって頭が真っ白になってしまい、英語が何もでてこなくなって沈黙してしまった…という経験も珍しくありません。こちらも英語を勉強している中でよく起きることですが、そういった経験がトラウマになっていることも苦手意識を助長してしまうでしょう。
理由4.発音が気になって自身が持てない
日本人はいわゆる「日本人アクセント」が強いと言われており、ネイティブのようなきれいな発音を身に着けるのは難しいものです。「自分の発音で通じるのかな」「カタカナ発音だから恥ずかしいな」と考えすぎてしまうと話せなくなってしまいます。
また、他の人に英語を笑われたり、まったく通じなかったりした経験があるという人はなおさら、英会話をしたくないと思ってしまうこともあるかもしれません。
英会話に苦手意識を持たないための克服法6選
自分が英会話に苦手意識を持っている理由を見つけたら、次は実際にそれらを克服する方法を考えていきましょう!
瞬間英作文・シャドーイングなど一人でイメージトレーニング
英会話の練習をする際、いきなり外国人と話すのはハードルが高いです。全然話せなくて落ち込んでしまうと苦手意識も余計大きくなるので、まずは一人でできる会話の練習から始めましょう。
一人での練習におすすめなのが、✅瞬間英作文と✅シャドーイングです。どちらもスピーキングの強化を目的とした勉強方法で、瞬間英作文では言いたいことを即座に英語にするという力が鍛えられます。英語での質問にもすぐに答えられるよう瞬発力を鍛えておくことが大切です。
シャドーイングは英語の音声を聞きながら少し遅れてその音声を追いかけるように発声する英語のトレーニング方法です。好きな海外ドラマや英語などを使用でき、ネイティブの発音や抑揚、リズムを身に着けるのに役立ちます。
答え方を準備して練習しておく
英会話レッスンなどを受けている人も多いと思いますが、聞かれる質問はけっこうワンパターンです。“How are you?”、“How was your weekend?”、“What do you like to do in your free time?”など、よく聞かれる質問に対しては答え方を準備して、練習しておきましょう。
この質問が来たらこう答える、ということをあらかじめ対策しておけば、緊張も少し和らぐはずです。暗記して答えるだけじゃ意味ないよ!と思うかもしれませんが、何度も練習して同じことを繰り返し言うことによって、自然に口からフレーズが出てくるようになります。
自己紹介やよく受ける質問については、スムーズに答えられるように準備しておくことをおすすめします。きれいに英語で返事ができると、気持ち的にも嬉しくなって英語のモチベ―ションアップにもつながるかもしれません!
初心者向けの英会話サービスを利用する
世の中にはたくさんの英会話レッスンが存在します。現在では特にオンライン英会話サービスが英語学習の主流ともいえるでしょう。オンライン英会話サービスの中には、✅ネイティブ講師✅ノンネイティブ講師✅日本人講師と様々な講師がいます。正直なところ、初めからネイティブ講師と会話をするのは難易度が高いです。
オンライン英会話サービスを選ぶときは、初心者向けのものを選ぶようにしましょう。例えば✅日本人講師や✅日本語が話せる外国人講師、✅日本人による学習サポートのあるところなど、日本語での質問ができるところがおすすめです。
また、グループレッスンよりもマンツーマンで自分のペースに合ったレッスンをする方が落ち着いてレッスンが受けられるでしょう。
簡単なフレーズで返事をすることを心がける
英語学習者あるあるの一つが、難しく答えようとしてしまうということです。覚えた表現や単語を使おうとするのは素晴らしいことですが、ネイティブは意外と超単純な文法で話します。
例えば、「これはどこに片づけたらいい?」と聞く場合、片づけるだからput away、~たらいい?だからShould Iかな…?と考えてしまうと思いますが、英語では“Where does this go? / Where is this going?”と聞きます。「これはどこに行く?」という聞き方をするんですね。
日本語を直訳しようとしない、もっと簡単に言うことができないかを一度考えてみるということが大切です。
リスニングを鍛える
英会話が苦手だと感じるのは、何もスピーキング力不足だけではありません。リスニングができないことも大きなストレスの一つだと思います。リスニングはYouTubeやPodcastを利用すれば一人でも勉強することができます。英語を話す相手がいない、英会話レッスンはまだレベルが高いと感じる方が、今すぐにでも始められる勉強方法の一つです!
このようなリスニングチャレンジ系のYouTubeでは、映画などを題材にしたリスニング練習とその解説などをしてくれています。ぜひ楽しみながらリスニングの勉強をしてみましょう!
勉強の継続
いつまでたっても英語がうまく話せるようにならない…筆者も数年前までそう思っていました。しかし諦めずに勉強をつづけた結果、カナダでカナディアンたちと仕事ができるまでに英語力を伸ばすことができました。
しかし、継続して勉強を続けていれば、いつかコツをつかんで言葉がすらすらと出てくる時が来ます。毎日継続して英語に触れることはとても大事で、ひとりごとでも英語を話す練習を日常的に行うことで少しずつ英語が身について来るはずです。
勉強を続けていれば、時間が解決してくれることもあります!ぜひ諦めずに勉強を続けてくださいね。
英会話の習得には時間がかかるもの!焦らずに勉強しよう
すらすらと英語を話せるようになるには時間がかかって当然です!こんなに勉強しているのに英語が話せない!とショックを受けることもあるかもしれませんが、筆者も英語が話せてカナダで仕事ができるようになるまで、実に10年以上の時間がかかりました。
毎日しっかりと勉強を続けていけば、絶対にそれ以下の期間で英語が話せるようになるはずです。
英語が話せると、たくさんの人と話ができるようになり、自分の世界も広がるでしょう。
ぜひ楽しみながら自分のペースで英語の勉強をしてみてくださいね。
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